pm2.5とは?発生原因やpm2.5によって起こる症状や病気について紹介! [pm2.5]
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今回は、pm2.5とはなにか、
発生原因やpm2.5によって起こる症状
について紹介したいと思います。
・pm2.5とは?
pm2.5とは何なのかということですが
まず、pm2.5の「pm」は
「Particulate Matter」
パーティキュレートマターの略で
粒状物質のことです。
pm2.5の「2.5」は
言うまでもなくこの物質の
大きさを表しています。
一般に、pm2.5は
微小粒子状物質といわれています。
pm2.5の大きさは、
粒径2.5μm以下です。
どのくらいの大きさかというと、
このμ(マイクロ)という単位は
1mmの1000分の1の
大きさなので、「1000分の2.5mm」
ということです。
花粉はスギ花粉の場合
30μmほどで、
黄砂は5μmほどです。
花粉や黄砂と大きさを比較すると
pm2.5がどれほど小さいか
少しは分かってくると思います。
・pm2.5が発生する原因
中国で発生している「pm2.5」
なぜここまで
発生しているのかについてですが
冬場の暖房で使う石炭の
使用量が増えてきたことや
品質の悪い石炭を使った火力発電を、
環境設備があまり整ってない状態で
行っていること、
自動車にも品質の悪い
ガソリンを使っていることなどが
原因といわれています。
これら全てには、
環境基準、品質基準を
いい加減にしていることが
関係してきます。
環境基準や品質基準を
上げることで、
石炭やガソリンの価格が上がり
火力発電の経営が
うまくいかなくなったり
ガソリンの価格があがることで
人民からの不満が出てきたりと、
色々問題が出てくるため
環境基準や品質基準を
上げたりはしないわけですね。
ちなみに、pm2.5は
石炭やガソリンばかりではなく
たばこの煙にも
pm2.5が含まれているとのことです。
駅に設けられている喫煙室や
分煙がされていないで煙がたちこめる
飲食店などは、
北京で高濃度を記録した日と
同じくらいの濃度で
700μg/m3ほどだということで
たばこを吸っている人は
注意が必要です。
・pm2.5によって起こる症状
先程も言いましたが
pm2.5は非常に小さい物質です。
なので、肺や気管支のなかに
入りこんで、私たちの体に
悪影響を及ぼすといわれています。
咳込みや呼吸困難、目のかゆみや充血
さらに、鼻水、のどの腫れ、くしゃみ、頭痛など
外出時にこのような症状が
出た場合はpm2.5の影響だと
考えられます。
さらにpm2.5は
肺の奥まで入り込むと
気管支喘息や気管支炎、肺がん
血管に入り込むと
心臓病や動脈硬化、脳梗塞など
様々な病気を引き起こす可能性があります。
以上、pm2.5とはなにか、
発生原因やpm2.5によって起こる症状
についての記事でした。
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